事業概要
「リフォレながと」は、森林の環境保全を行うとともに、豊富な森林資源に着目し、市有林と私有林のシームレスな集約化等を行い、資源を有効活用するための地域の司令塔として活動を行っていきます。
木を愛し、森林の価値を高め、林業の成長産業化を目指します。

素材生産拡大業務
戦後の植林から伐採適齢期を迎えた長門市の山林は、皆伐・再造林により適切に管理する必要があります。リフォレながとでは、長門市有林の皆伐事業を市から請負い、施業箇所の選定や伐採事業体の選定を行っています。事業体とは、適宜コミュニケーションを持ち、安全講習の開催や定期巡回を通して、安全な施業ができるよう監督しています。

安全講習写真

安全講習(実地)
地域おこし協力隊の活動支援
長門市では自伐型林業家を目指す隊員の募集を行っています。現在、リフォレながとでは2名の隊員を受け入れており、鳥取県にあるにちなん中国山地林業アカデミー(日南町立林業アカデミー)での研修を経て、市有林での作業道開設・間伐実習や外部講師を呼んでの実地研修を行いながら、3年間の任期内で自立できるように経験を積んでいます。

長門市地域おこし協力隊(募集サイト)




個人有林の集約化事業
リフォレながとは山林所有者の方と「山林の管理に関する契約書」を結び、所有山林の20年間の管理委託を受けています(※契約には山林の植生状況や面積による条件があります)。締結後、無料で山林の現地調査を行い、職員から現状の説明や施業提案を行っています。所有者様に立木伐採等の意向があれば事業体との仲介も行っています。

長門市では次世代に美しい山林を残すために、伐採後の再造林や間伐による整備を推奨しています。リフォレながとでは、森林整備(再造林・保育間伐等)にかかる費用を抑えるため、長門市が定める区域単位での「森林経営計画」作成を進めています。「森林経営計画」を作成することで、植栽・下刈・鹿防護柵設置などの費用に対して、補助金を申請することができます。

長門型住宅とながと市産木材サプライチェーン構築事業
長門市では、市産材のブランド化を目指しています。その一環として、「ながと市産木材サプライチェーン構築事業補助金交付事業」を実施しており、ながと市産材を使用して建築した住宅へ補助金を交付しています。リフォレながとは、ながと産木材の産地証明ができるよう、供給経路の確認・証明書の発行を行っております。



また、ながと産木材を使った住宅をPRするため、PR動画の作成(ほっちゃテレビにて放映)や、のぼり旗や用材に貼るステッカーの作成も行っております。

長門市の「ウッドスタート・セカンド」(木育推進の一環)の取組として、施工主に木工製品の記念品を贈呈しております。


また、市場を経由しない、製材所への直接販売をおこない、製材所からの注文材も受けています。直送材を増やすため、市内外の販路拡大を目指しています。
市有林シカ防護柵巡回事業
長門市ではシカによる食害が大きな問題となっております。市有林の皆伐後、鹿防護柵の設置によりシカ被害を抑える取組を行っております。しかし、シカ柵の破損などにより植林した苗木に被害が出ることがあります。苗木が十分に育たないと、山林の持続的な活用が難しくなり、土砂などの災害が発生しやすくなります。そのため、定期的な巡回及び、鹿の頭数管理が必要となっています。
リフォレながとでは、長門市より市有林のシカ防護柵の巡回及びシカの捕獲を請負っています。定期巡回に加え、シカ被害削減のためにくくり罠の設置やカメラによる監視を行っています。


長門市民の皆様の相談窓口
リフォレながとは長門市の山林を豊かにする使命があります。そのためには、長門市民の皆様にとって身近な存在になる必要があると考えています。山林に関するいろんな相談の受け皿になれるよう、市と連携しながら、誠心誠意対応してまいります。ご気軽にご連絡ください。
Q. 所有山林の場所が知りたい
A. 地籍調査が完了している地域であれば地番から場所を確認することができます。現地確認が難しい場合などは、現地写真や地図などの送付、電話での説明等も行っております。また、GNSS機器(位置情報の取得)やアクションカメラなどの電子機器を活用することで、動画などの映像でも確認できます。特に、所有者の高齢化や市外への転居により、現場へ足を運んでもらうことが難しくなってきており、リモートで確認できる環境の整備を進めています。

航空レーザー測量に基づく分布図
現地映像
Q. 所有山林の枝葉が道にかかっているので伐採をお願いしたい
A. リフォレながとは作業班を持っていないため、実際に伐採などをすることは難しいです。しかし、長門市内外の林業事業体との繋がりを活用して、施業の仲介を行っています。最初の現場確認から林業事業体への引継ぎまで責任をもって対応いたします。
Q. 山林の現状が知りたい
A. 長門市では航空レーザーを使用して長門市全体の測量を行いました。これにより、長門市全体でのスギ・ヒノキの分布状況や立木の林齢、地形情報、航空写真などのデータを取得しています。現地調査も大切ですが、概要情報の提供を早く行うことができます。また、地形などから施業が難しい箇所などを省き、現地調査する箇所を絞ることができます。

